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100均フリーダム 装テン(装飾テント) ペッ景 PET bottle scape 鉄管スロープ 【ピクトさんグッズ取扱店】 ・広島市現代美術館 ・ふくやま美術館 ・岡山県立美術館 ・喜久屋書店 イオンモール倉敷店 ・スタンダードブックストア茶屋町 作成者:内海慶一 Author:UTSUMI Keiichi picto@mx35.tiki.ne.jp ライフログ
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去年、滝本晃司さんのライブに一緒に参加したり、 先月こんなことをやったりした野村さんが、 勤め先の山陽学園(岡山市)で本の交換イベントを開催します。 5月26日(土) 10:00~15:00 ーー 【ブック愛を持ち寄るイベントです】 本の交換会「ブックトレード」に参加しませんか? どなたでも自由にご参加いただけます。 1.読み終えた本の中から、誰かに読んでほしい「おすすめ本」を持ってくる 2.次に読む人へ宛てた「おすすめメッセージ」を書いて本に添える ※会場で記入カードをお渡しします。 こんな感じ→ http://bukutore.jugem.jp/?eid=4 3.みんなが持ち寄った本の中から自分が読みたいと思った本を持って帰る ※持ってくる本は何冊でもOK。 持ってきた冊数と同じ冊数を持って帰ることができます ※文庫・ハードカバーなど本の種類は問いません。 (百科事典・雑誌・マンガはご遠慮ください) ※原則として同数冊での交換ですが、 提供冊数以下のお持ち帰りでも構いません 〈日時〉2012年5月26日(土) 10:00~15:00 〈場所〉山陽女子中学校・高等学校 (岡山市中区門田屋敷2-2-16) 校舎前「淑徳館」 ※雨天開催 ※公共交通機関でお越しください。市電「東山行」東山下車3分 ●ブックトレード以外にも書籍やグッズ販売など、 さまざまなコーナーがあります。 【出店ブース】 *吉備人出版_郷土本紹介 *日本文教出版_郷土の百科事典「岡山文庫」 *万歩書店平井店_こだわりの古本 *ポール工房_岡山生まれのハンドメイド雑貨販売 *岡山電気軌道_MOMO、たまグッズ販売 *森の工房・mokuan Varier_手作りパン・カレーライスの出張販売 *ドリンク販売 【特別展示】 *フランク・ロイド・ライトの系譜 *今年発見された遠藤新のテーブル 主催:山陽女子中学高校みさお会編集部・図書委員会 お問い合わせ 086-272-1181(担当:野村) nomura@sanyogakuen.net ーー 読んでお分かりの通り、単なる古本交換ではありません。 自分が読んで面白かった「おすすめの本」を交換するのです。 いい企画だと思いませんか。 普通はいらない本、もう読まない本を手放しますよね。 でもこのイベントはそうじゃない。 できれば手元に置いておきたいような、 もう一度読むかもしれないような本を、 それでも「誰かに読んでほしい」という思いで手放す。 みんながそういう気持ちで、本を持ち寄るのです。 そして会場で選んだ本を、 前の持ち主の本への愛情と一緒に持ち帰る。 どんな本が集まるのか、今から楽しみですね。 「サミュエルへの手紙」のポールさんもブース参加されますよ。 そしてランチにはぜひ森の工房さんのおいしいパンやカレーを。 私は撮影係で参加しようと思ってます。 なんの本を持っていこうかなー。 ーー 山陽学園ブックトレード公式ブログで随時情報を更新してますよ。 http://bukutore.jugem.jp/ #
by pictist
| 2012-04-19 14:55
| イベント
ご近所のデザインスタジオfiftの五十嵐さんが
こんなプロジェクトをされています。 「A Way to Catch Patterns」 身のまわりにある「影」を採取し、 その模様を楽しもうという企画です。 影を採取する! なんて素敵な遊びなんだ、私もやりたい! と興奮して五十嵐さんにお願いし、 「影採取器」を借りてまちを歩いてきました。 こちらが五十嵐さん自作の「影採取器」。 窪み部分にiPhoneをはめこんで撮影します。 少ししか採取できませんでしたが、 以下が今回の収穫です。 やってみるとなかなか難しい。 でも楽しかったー。 これはなんの影かというと・・・ シュロ。 私は以前からシュロの写真を撮ってるんですが、 さすがに影は初めてです。 ちょっと輪郭がぼんやりしすぎましたね。 距離があるとぼやけるというのは なんとなく分かってはいることだけど、 こうして影を捕まえようとしてみて あらためて実感しました。 続いてこちらは・・・ 散りゆく桜。 これはそのまんまですね。鎖です。 次がラストです。 網っぽいな、というのは分かると思いますが。 さてなんでしょう。 ごみネットでした。 あとから思ったんですが、 これって文字通り「撮影」ですね。 抽象的な模様を写すパターン、 具体的なモノのかたちを写すパターン、 そしてその中間あたりと、 それぞれに面白さがあるなと思いました。 昨年「まち歩き写真あそび」というイベントをやりましたが、 それに近い体験かもしれません。 「影目線」でまちを歩いてみて、 いつも見ている近所の景色が違って見えました。 この影採取、感覚としては 「空中にある見えない影をキャッチする」 という感じなんですよね。 一歩動くたびに影の表情はくるくる変わります。 これからも気になる影(光)を見たら、 なんとなく手のひらやノートなどをかざして 形を確かめてみたくなるような気がしています。 ーー 五十嵐さんがつくった 「影の模様のレターペーパー」は こちらから購入することができます。 novelax store online こういう発想、素敵ですよね。 #
by pictist
| 2012-04-17 19:54
| あれこれ
生活と想像力をめぐる雑誌『生活考察』Vol.3に 「ニセモノ考」という文章を書きました。 萩原朔太郎『猫町』の引用から始まる 4000字ほどの小文です。
ご注文はこちらへどうぞ。 「生活考察」編集日記 全国の取扱店一覧も掲載されています。 ちなみにVol.01では「都市観察の系譜〜今和次郎と吉田謙吉〜」を、 Vol.02では「シュロ景」という文章を書きました。 バックナンバーもまだあるようですので、そちらもぜひ。 #
by pictist
| 2012-03-26 23:50
| 執筆
2011年12月に岡山市で開催した「まち歩き写真あそび」の鑑賞レポートです。参加者は8人。それぞれ別々のお題で写真を撮りました。本当は全員分を紹介したいくらいそれぞれ面白かったのですが、ここでは代表例としてスタジオ貝の小野さんが引いたお題「台」を紹介します。 まずは「こちらのページ」でこの遊びのルールをおさらいしてください。 それでは見ていきましょう。小野さんが「台」を撮った写真です。 (残念ながらすべてではありません。半分以上割愛しています) 屋根が台。そうですね。こういうことですよね。なにかが乗っているものは「台」と認識するだろうと。それはこのお題をつくったときから予想していたことです。 ベランダが台。植木鉢のための台。このあたりもまだ私の予想の範囲内です。ただ、私たちは今までベランダを「台だなあ」と思って見たことはないですよね。そこがすでに面白いと思います。 それと植木鉢の下になにか白い板のようなものが「噛まして」ありますが、小野さんはこれも台だと思って撮ったそうです。ベランダという台。その上に、また台。ダブルです。 これは台のためにつくられた台。まっとうな台ですね。 エアコンの室外機のための台。このあたりは住宅街なので、植木鉢と室外機を多く撮影することになりました。 居酒屋の提灯看板を置くための台。二本の棒の上に乗せられています。これはなにか理由があるんでしょうかね。高さの調節でもなさそうだし。 それにしてもこんなところ普段は見ようとしませんよね。看板の文字や絵は見ても、下に置いてある棒なんて誰も注目しない。そこをじっと見ることになるのがこの遊び。 これもダブル台。道路より一段上がっているコンクリート部分が台で、さらに左から2番目の鉢の下にあるレンガも台。ここだけレンガに乗せてるのはなぜなんだろう。そんなことをみんなであれこれ言い合うのも楽しかったです。「なぜこうなったか」を考えながら見る。 この写真が出てきたときはスライドを見ていたみんながざわめきました。よく道路脇にありますよね。地中電線の変圧器かな。これも台だと小野さんは言うのです。「なにも置いてなくても台なんですか?」って聞いたら「はい、台たりえるものだから台です」と。 台たりえるものは、台・・・いいセリフです。なんというか、ここで次の段階へ行ったな、と思いました。小野さんに「いちばん最初にこれを見ていたら撮影していましたか?」と聞いたら「してなかったと思う」という答え。20枚30枚と撮り続けてきた挙げ句にこれを見たから、これを台だと思ったということです。 さらに衝撃だったのがこれ。この写真が映ったとき、みんな一瞬「?」となったんですが、聞いてみると奥の2台のクルマが停めてある白いコンクリート部分、あのスペースが台だと言うんです。 まわりのアスファルト部と高さの違いはほとんどないですよね。「高さがなくても台です」と小野さん。またいいセリフが出ました。 いろいろ割愛しながら紹介してるので唐突感があるかもしれませんが、たくさん写真を見続けてここまでくると、もう見てる我々も「ああ、まあそうですねえ」っていう感じになるんです。今見ると「ただの石じゃん」って思いますが、流れの中で見てるとなんとなく納得してしまう。 撮影してる本人はもちろん大まじめです。これも台たりえるから台だと。植木鉢の下に置いてあるレンガや石をたくさん見続けてきたために、石単体でも「台」に見えるようになったのでしょう。 これも台だと。このあたりまでくると見てる側も「台ってそもそもなんだっけ?」の暗黒面に堕ちていってます。撮影者本人も意識と無意識の中間みたいなところで撮ってるのでしょう。 これもなぜ一番左だけレンガを入れてないのか、気になりますね。あなたも考えてみてください。これを置いた人の気持ちになって。 自転車の荷台。 植木鉢はけっこう台に乗ってるんだな、ということがだんだん分かってきますね。私は園芸の趣味がないのではっきりとした理由を知らないのですが、地面の熱が直接鉢に伝わらないようにとか、そういう意味があるのでしょうか。でももしそうだとしたら、逆に台に乗せていない鉢があるのはなぜなんでしょう。 こういうのも実に味わい深いですね。なぜこういう置き方をしたのか、想像しながら見るのが面白い。 ほら。台に乗せる鉢と乗せない鉢の違いはなんなんだろう。誰か知ってたら教えてください。 幅と奥行きと高さと、いろんな条件が合致したものが台として使われるわけですよね。そのあたりも考えながら見ると面白いと思います。 これもダブル。コンクリートの台の上に、黄色いケースの台。ケースの下の空間になにかしまってあるのが見えますね。台にもいろんな智恵が隠されています。 トラックの荷台。 これは複雑。台が何層にも組み合わさっています。右上の、バケツがバケツの台になっている様子なんかもいいですよね。 ・・・しかし冷静に考えるとこれを見て「台が組み合わさっている」と思う人は普通いないわけです。撮影者も、そして後からそれを鑑賞している私たちも、すっかり「台目線」で世界を見ている。 こちらはさらに複雑です。もうなにがどうなってるのか。クリックして大きな写真で見てみてください。台は全部でいくつあるでしょう・・・ まだまだあります。残りはコメントなしでどうぞ。できれば一枚ずつゆっくり見てください。撮影者の小野さんの気持ちを想像しながら。そして「台」をつくった人の気持ちも想像しながら。 いかがでしたか。毎日見ている通勤路も、自宅の近所の景色も、こうして少し見方を変えるだけで新鮮に思えてきます。世界にはいろんな表情があって、それがレイヤーのように幾重にも重なっている。また人それぞれ見ている景色は違うし、自分自身の中でさえも、刻一刻と世界の見え方は変わっているのです。 それを意識して凝視すると、自分の知覚の輪郭に触れられる瞬間がある。それがこの遊びの面白さの核だと私は思っています。 みなさんも機会があればぜひやってみてください。「見たことあるのに、見えてなかった」。そういうものが、世界には(あるいは自分の脳の中には)たくさんあることに気づくはずです。 #
by pictist
| 2012-02-20 07:11
| イベント
twitterをやっている方にお知らせです。 去年の2月に開催した 「全国一斉100均フリーダミング」、 今年もやります! 【開催日時】2012年2月12日(日) 14:00くらいから 100均フリーダミングとは、100円ショップに行って 「フリーダムだなあ」と思った商品を購入すること。 それを全国一斉に同時多発でやろうという試みです。 で、購入商品の写真をツイートして みんなで共有して楽しもうというわけです。 (店内で撮影しないようにしてくださいね) 知人とチームを組んで参加するもよし、 ひとりで最寄りのお店へ行くもよしです。 去年は東京と札幌にチームができて、 それ以外はみなさんバラバラだったと思います。 私もひとりでやってました。 「参加してみよっかなー」という方は 私まで参加表明リプライください。→ @pictist 当日たまたまヒマだったらやるぐらいの 感じでいいので、ぜひ。 昨年の様子はこちら。 全国一斉100均フリーダミング(前半) 全国一斉100均フリーダミング(後半) ハッシュタグは#100f_ingです。 100均フリーダムTシャツを持ってる人は 着用して参加してくださいね。 (どうせ上着で見えないけど) そしてもちろん、ウェブサイト&書籍 『100均フリーダム』で予習を! ーー 【追記】 無事終了しました。 参加者のみなさま、どうもありがとうございました。 当日のまとめです。 深夜までツイートが続くほどの盛り上がり。楽しかった! 第2回 全国一斉100均フリーダミング(前編) 第2回 全国一斉100均フリーダミング(後編) #
by pictist
| 2012-01-19 17:21
| イベント
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