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作成者:内海慶一
Author:UTSUMI Keiichi
picto@mx35.tiki.ne.jp
ライフログ


<   2007年 12月 ( 6 )   > この月の画像一覧
ごみステーション
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ゴミ捨て場が、いつの頃からか
「ごみステーション」と言われるようになった。
自治体によって言うところと言わないところがあるらしいが、
全国各地に「ごみステーション」はあるようだ。

ごみステーションは、
ごみ「捨て」ーションと掛けているのだろうか。
さりげないダジャレか。

きっと「ごみ捨て場」とか「ごみ収集場」
と言った時のぶっきらぼうな感じを
和らげたいという思いから改名されたのだろう。

もし次に改名するなら、
ゴミのことを芥(あくた)とも言うので、
「アクターステーション」にしたらいいと思う。
印象が、より和らぐだろう。
「明日の朝はアクターステーションに行かなきゃ」
タレント気分でゴミ出し。

by pictist | 2007-12-31 05:08 | ぬかコラム
殿堂入り
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「捕らえられた宇宙人」と
「ムンクの叫び」は、
もう殿堂入りさせてあげればいいと思う。
なんの殿堂か分からないけど。
とにかく、もういいだろう、これ以上。

by pictist | 2007-12-26 15:03 | ぬかコラム
赤鼻のトナカイ
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サンタクロースのソリをひいているトナカイって
犬ゾリの犬のようなものだろう。
寒空の下、一晩中ソリをひくという
厳しい労役を負っている。
あれは好きでやっているのだろうか。
文句はないのか。

「赤鼻のトナカイ」というクリスマスソングがある。
「真っ赤なお鼻のトナカイさんは」というやつだ。
みんなから笑われているトナカイであるが、
サンタクロースから
「暗い夜道はぴかぴかのお前の鼻が役に立つのさ」
と言われ、「今宵こそは」と喜ぶ。

いやいや。
鼻が役に立つ・立たないという問題ではなく、
ソリをひかされているという
根本的な問題についてはどうなのだ。
今後もこのままでいいのかトナカイ。
喜んでいる場合か。

「トナカイは“子供たちに夢を届ける”という役割に
やりがいを感じており、サンタと同じく
自らすすんでやっているのだ」 という意見もあるだろう。

しかし「やりがい」という言葉ほど危ういものはない。
サンタクロースによって植え付けられた「やりがい」
という名の暗示によって無賃労働をこなすトナカイ。
私にはそう見える。

毎年、クリスマスの時期に
あちこちで「赤鼻のトナカイ」を聞くたびに、
この人のいいトナカイに言ってやりたくなる。

鼻を褒められたことぐらいでウキウキするんじゃない。
それはサンタの作戦だ。
お前は、本当にそれがやりたいのか。
本当にソリがひきたいのか。
自分自身によく問うてみろ。
サンタの人生と、お前の人生は別なのだぞ。



by pictist | 2007-12-24 21:49 | ぬかコラム
非世界遺産
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世界遺産がどんどん増えていって、
いつか、地球が丸ごと世界遺産になるのではないか。

世界が世界遺産100%になる一歩手前、
最後の最後まで世界遺産にならなかった場所はすごい。
唯一の非世界遺産。
きっと世界中から観光客が集まってくるに違いない。
写真集も出るし、DVDも出るだろう。

そうすると今度は「非世界遺産登録」しようという話になる。
世界遺産にされてたまるか、というわけだ。

それはどこなのだろう。
「非世界遺産」認定地。
日本だろうか。外国だろうか。

もしかするとこの路地がそうかもしれないな、
などと思いながら散歩をしている。

by pictist | 2007-12-23 19:35 | ぬかコラム
こちらでお召し上がりですか
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ハンバーガー屋に入った。
私が店に入ったとき、
すでに男性がひとりカウンターの前に立っていた。
他に客はいなかった。

私はなんとなく、その人がもう
注文を言い終えた後のような気がしていた。

カウンターに近づいていくと、
店員が「いらっしゃいませーこちらでお召し上がりですか」
と言ったので、私は「はい」と元気よく答えた。
そうしたら、同時にその男性も「はい」とうなずいた。

「いらっしゃいませーこちらでお召し上がりですか」は、
その男性に向けて放たれた言葉だったのだ。
彼も今来たばかりだったのだ。
彼に向けて投げかけられたはずの言葉に、
後から来た私が元気よく「はい」と答えた。

恥ずかしい。非常に恥ずかしい。
なんなら私のほうが声がでかかったくらいだ。
普段はボソボソしゃべるタイプの私なのに、
なぜそんなときに限って元気出すんだ。

その男性客は、斜め後ろから聞こえてきた「はい」にも
特に動揺することなく、ハンバーガーを注文していた。
店員も私の「はい」が確実に聞こえたはずだが、
慌てず男性客の注文を承っていた。

私の「はい」は、なかったことになった。
私もなかったことにして、男性の斜め後ろで順番を待った。

他に客がいなくてよかったな、と思った。

そして、どっちかが「持ち帰りで」じゃなくて
本当によかったな、と思った。

by pictist | 2007-12-22 19:03 | ぬかコラム
大地のリンゴ
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ジャガイモが「大地のリンゴ」と
呼ばれていることを、最近知った。
こういう言い回しはよく目にする。
いわく、アボカドは「森のバター」。
牡蛎は「海のミルク」。
とんぶりは「畑(または山)のキャビア」。

しかしである。
「大地のリンゴ」は、なんかおかしくないか。
なんだろう、この違和感は。
ジャガイモは大地のリンゴ・・・
ビタミンCが豊富とか、そういうことだろう。
言いたいことは分かるのだが、なにかひっかかる。

リンゴとジャガイモの距離が近いのだ。
リンゴだって木そのものは大地に生えてるだろう、
と言いたくなる。

つまりこの手の比喩は、
例えばアボカドのような木に生えているものを
乳製品のバターに喩えることの意外性、
その距離感にハッとするのだ。

とんぶりも、山に生えているものを
魚の卵=海のものに喩えたところに、
比喩の醍醐味がある。
「お、喩えやがったな」と思わせられる。

それなのに、ジャガイモを「大地のリンゴ」。
全然ハッとしない。
「喩えやがったな」感がない。

ジャガイモはジャガイモ単独で
十分活躍しているのだから、
リンゴの比喩は余計なお世話だろう。
もし私がジャガイモだったら、
リンゴを「樹上のジャガイモ」と言ってやりたい。

by pictist | 2007-12-21 18:47 | ぬかコラム