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作成者:内海慶一
Author:UTSUMI Keiichi
picto@mx35.tiki.ne.jp
ライフログ


カテゴリ:あれこれ( 28 )
My Life as Tea Bags
2012年の思い出。

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by pictist | 2012-12-23 07:18 | あれこれ
宇田君のこと

宇田君は中学の同級生だ。よく一緒に遊んだ。同じ部活だったし、好きなものが似ていて話が合った。小説や映画の話をたくさんした。ロックの話もたくさんした。本やカセットテープを僕たちはしょっちゅう貸し借りした。

ラフィンノーズを借りて、ブルーハーツを貸した。シャーロック・ホームズを借りて、江戸川乱歩を貸した。バック・トゥ・ザ・フューチャーを一緒に観に行った。ロバート・デ・ニーロのかっこよさについて話した。

高校は別々の学校へ行ったけど、家は遠くなかったのでときどき会った。たまに夜遅くまで宇田君の家で過ごすこともあった。宇田君の部屋は居心地がよかった。音楽を聴いたり、ビデオで映画を観たりした。宇田君は映画に詳しかった。

『アウトサイダー』を観た夜のことをよく憶えている。特に印象深いことがあったわけではないのに、なぜか憶えている日というのがある。アウトサイダー。コッポラ監督作だ。すでに一回観ていた宇田君が、僕が遊びに行ったとき「面白かったよ」と言って見せてくれたのだ。

劇中で「金色のままではいられない」 という台詞が出てきたとき、宇田君が「このシーン、ええよな」と言った。 電気を消した部屋。映画を観るときはいつもそうしていた。エンドロールが流れて、時計を見るともう11時だった。

高校を卒業して3年ほど経ったある日、宇田君は突然いなくなった。交通事故だった。僕はその頃県外に住んでいて、それを共通の友人からの葉書で知った。郵便受けの前で座り込んだのは、たぶん人生でそのときだけだと思う。

何年かに一度、夢に宇田君が出てくる。駅でばったり会ったり、なぜか机を並べて仕事をしていたり。そのたびに僕は心底ほっとして、話しかける。「わー、よかった。もう会えんのかと思っとったわ。どうしょうたん」宇田君はなにも答えず、ただニコニコしている。「あ、あの小説読んだ? あれ、なんじゃったっけ。タイトル忘れたわ。貸すよ。こんど持ってくるけえな」宇田君は笑って頷く。

夏休みなにしょうるん。もうギター買った? そうそう、宇田君、僕な、本出したんよ。すげえじゃろ。宇田君に読んでもらおうと思って置いてあるけえ。絶対読んでよ。学校の図書室にもあるかなあ。たぶんあると思うけど。また一緒に映画行こうよ。最近なんか観た? もしかして僕のほうがたくさん観とるんかなあ。そういえばな、僕すっかりおじさんになったよ。さいきん白髪が生えてきた。笑うよなあ。なんで僕おじさんになっとんかな。なんで僕のほうがたくさん観とるんかなあ。宇田君、僕の知らんこといっぱい教えてくれたじゃんか。僕より宇田君のほうが詳しいはずじゃんか。なんでかな。宇田君、また一緒に映画行こうよ。学生証探したらまだあると思う。宇田君も持っとるじゃろ? 割引してもらえるよ。なんで僕のほうがいっぱい映画観とるん。おかしいじゃんか。そんなのおかしいじゃんか。

チャイムが聞こえる。

宇田君と初めて会ったのは中学の入学式の日だった。1年9組。初日なので僕は緊張していた。教室に入って席につくと、前の席の生徒がすぐに後ろを向いて話しかけてきた。少し出っ歯で、垂れ目で、でもハンサムなやつだった。「ラジオって聴いとる?」と彼は言った。「ときどき」と僕は答えた。それから、休憩時間が終わるまで話をした。



by pictist | 2012-08-13 00:17 | あれこれ
暗闇の中のエモーション(ドロップ君のこと)

ドロップアウトカウボーイズ君という20年来の友人がいます。彼はピンク映画を年間270本以上鑑賞し、その梗概と感想をブログに書き続けています。つまり「ピンク映画鑑賞家」。彼自身は「ピンクス」という肩書きを名乗っています。

そのドロップアウトカウボーイズ君(長いのでドロップ君と言います)の感想文が、このたび1000本に達したとのこと。ドロップ君、1000本達成おめでとう。他に誰も祝う人はいないだろうけど。

彼のモットーは「鑑賞した作品の感想文はすべて書く」。年間270本で1000本ということは4年あまりで到達したのかと思うかもしれませんが、そうではありません。実際には8年ほどかかっています。

ピンク映画は通常2本または3本立てで公開されるのですが、そのすべてが新作であるとは限らないからです。すでに観た(感想文を書いた)作品を2度3度と観ることになるので、年間鑑賞本数は270本以上あっても、1000本達成には8年かかったというわけです。



さて、こちらがそのブログです。
真夜中のドロップアウトカウボーイズ@別館

読みにくいですね。はっきり言って友人である私もすべてに目を通してはいません。ごく少数のピンク映画愛好家以外に、このブログを訪れる人はいないようです。(ちなみに彼が「歴史的仮名遣ひ」を使っているのは福田恆存の影響です)

タイトル下の説明文にも書かれていますが、彼は自分のやっていることを「虚空を撃つ無為」であると言ってます。ピンク映画の感想文を1000本書いたからといって、それがいったい何になるというのか。おそらくは無為である。そのことを、彼は自虐でもなく、開き直りでもなく、ただ「そういうこと」として続けています。

私は「なぜ続けているのか?」を彼に訊いたことはありません。なぜなら、人間とはそういうものだろうと思っているからです。答えなんてない。自分自身でもはっきり分からない情熱というものが、あなたの中にもありませんか。



ドロップ君がピンク映画を観始めたのは1999年だったので、もう13年前ということになります。「吸い寄せられるように」と彼は言ってました。当時26歳。

これを私なりに解釈すると、おそらく彼にとって「そこが世界の片隅であること」に意味があったのだろうと思います。ピンク映画館というのは、決して陽の当たる場所ではない。しかし、だからいい。自らを「ドロップアウト」と名乗っていることからも分かるように、ドロップ君はリア充な人間ではありません。世界の真ん中で生きることが苦手な人です。

そんな彼が「自分が居てもいい場所」として見つけたのがピンク映画館だった。あらたまってちゃんと訊いたことはないけど、きっとそういうことだろうと私は思っています。なにしろ10代の頃からの付き合いなので、行動原理はお互いに理解しているつもりです。



これだけ熱心にピンク映画を鑑賞し続けていると、たまに「ピンク映画の何がいいのか?」という質問をされることがあるようです。そんな時、彼は必ず「裸」と答えます。本当は他にもいろいろと言えることはあるけれど、あえて理屈は述べない。裸ありきの劇映画。それでいいじゃないか、というわけです。

ちなみにこの前「いちばん印象に残っている作品は?」と聞いてみたところ、『淫行タクシー ひわいな女たち』という答えが返ってきました。素晴らしい作品だとのことです。彼はこんな言い方をしました。「どこで誰が面白い映画を撮ってるか分からないよ」

私は残念ながらピンク映画を観たことがないのですが、1000本鑑賞した人間がベストだと言う作品なら、ちょっと観てみたいな、と思いました。関根和美監督の2000年の作品だそうです。



ドロップ君に聞いて初めて知ったのですが(ピンクの話は全部そうだけど)、ピンク映画の配給会社は現在3社あって、そのうち新作を製作しているのは1社だけなんだそうです。残りの2社はもう製作をやめており、旧作を配給するだけ。つまり斜陽産業なわけです。その1社が製作している本数は年間35本程度。それも年々少なくなっているそうです。

「ピンク映画はいつなくなってもおかしくない」とドロップ君は言います。たしかに年間35本というのはリアルな数字です。彼は今後もピンク映画を観続け、おそらくその最期を看取ることになるでしょう。何百回と足を運んだピンク映画館(彼は〝小屋〟と呼びます)がなくなったとき、ドロップ君は何を思うのか。私にはその気持ちを想像することはできません。

以前、ドロップ君からピンク映画についていろいろと聞いたとき、彼がこんなことを言ったのを憶えています。「低予算だし、ルーティンでつくられたような作品がほとんどだけど、何十本かに一本はグッとくる作品があるんだよ。つくった人のエモーションが見えるような」

そして彼、ドロップアウトカウボーイズは、こう続けました。
「誰にも知られないエモーションというものが、あってもいいよね」


ーー



eastern youth 『矯正視力〇.六』

ドロップ君の外見は、ちょっぴり吉野寿に似ています。



by pictist | 2012-04-19 20:40 | あれこれ
影の採取
ご近所のデザインスタジオfiftの五十嵐さんが
こんなプロジェクトをされています。

「A Way to Catch Patterns」

身のまわりにある「影」を採取し、
その模様を楽しもうという企画です。

影を採取する!
なんて素敵な遊びなんだ、私もやりたい!
と興奮して五十嵐さんにお願いし、
「影採取器」を借りてまちを歩いてきました。

こちらが五十嵐さん自作の「影採取器」。
窪み部分にiPhoneをはめこんで撮影します。

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少ししか採取できませんでしたが、
以下が今回の収穫です。
やってみるとなかなか難しい。
でも楽しかったー。

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これはなんの影かというと・・・

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シュロ。
私は以前からシュロの写真を撮ってるんですが、
さすがに影は初めてです。

ちょっと輪郭がぼんやりしすぎましたね。
距離があるとぼやけるというのは
なんとなく分かってはいることだけど、
こうして影を捕まえようとしてみて
あらためて実感しました。

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続いてこちらは・・・

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散りゆく桜。

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これはそのまんまですね。鎖です。

次がラストです。

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網っぽいな、というのは分かると思いますが。
さてなんでしょう。







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ごみネットでした。


あとから思ったんですが、
これって文字通り「撮影」ですね。

抽象的な模様を写すパターン、
具体的なモノのかたちを写すパターン、
そしてその中間あたりと、
それぞれに面白さがあるなと思いました。

昨年「まち歩き写真あそび」というイベントをやりましたが、
それに近い体験かもしれません。
「影目線」でまちを歩いてみて、
いつも見ている近所の景色が違って見えました。

この影採取、感覚としては
「空中にある見えない影をキャッチする」
という感じなんですよね。
一歩動くたびに影の表情はくるくる変わります。

これからも気になる影(光)を見たら、
なんとなく手のひらやノートなどをかざして
形を確かめてみたくなるような気がしています。

ーー

五十嵐さんがつくった
「影の模様のレターペーパー」は
こちらから購入することができます。

novelax store online

こういう発想、素敵ですよね。



by pictist | 2012-04-17 19:54 | あれこれ
「がお好き」がお好き
「〜は〜がお好き」っていうタイトル、
やたらと見かけますよね。

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以上、ここ3ヶ月間の記事を調べただけでもこれだけありました。
みんな、「がお好き」がお好きですね。



by pictist | 2011-12-29 22:35 | あれこれ
バレンチノ・リスト
ALBERTA VALENTINO アルベルタ・バレンチノ
ALBERTO VALENTINO アルベルト・バレンチノ
VALENTINO ADRIANO バレンチノ・アドリアーノ
ALPHARD VALENTINO アルファード・バレンチノ
ANDRE VALENTINO アンドレ・バレンチノ
BERNARDO VALENTINO ベルナルド・バレンチノ
VALENTINO BERTINI バレンチノ・ベルティーニ
BRUNO VALENTINO ブルーノ・バレンチノ
CALRO VALENTINO カルロ・バレンチノ
VALENTINO CHRISTY バレンチノ・クリスティ
VALENTINO CICCINI バレンチノ・チッチーニ
CLAUDIO VALENTINO クラウディオ・バレンチノ
COMO VALENTINO コモ・バレンチノ
VALENTINO COUPEAU バレンチノ・クーポー
DAN VALENTINO ダン・バレンチノ
DIANA VALENTINO ダイアナ・バレンチノ
DINO VALENTINO ディーノ・バレンチノ
VALENTINO DOMANI バレンチノ ・ドマーニ
ENRICO VALENTINO エンリコ・バレンチノ
FEMMIO VALENTINO フェミオ・バレンチノ
VALENTINO FERRICI バレンチノ フェリッチ
FRANCO VALENTINO フランコ・バレンチノ
FURIO VALENTINO フリオ・バレンチノ
VALENTINO GABBANA バレンチノ・ガッバーナ
VALENTINO GALLIANO バレンチノ・ガリアーノ
VALENTINO GARAVANI バレンチノ・ガラバーニ
(英字綴り不明) ジャカード・バレンチノ
GEORGENA VALENTINO ジョルジナ・バレンチノ
GEORGES VALENTINO ジョルジュ・バレンチノ
VALENTINO GHIBERTY バレンチノ・ギベルティ
VALENTINO GIANCARLO バレンチノ・ジャンカルロ
GIANNI VALENTINO ジャンニ・バレンチノ
GIANO VALENTINO ジアーノ・バレンチノ
GIOVANNI VALENTINO ジョバンニ・バレンチノ
VALENTINO GIULIATTINI バレンチノ・ジュリアッティーニ
VALENTINO GLARIO バレンチノ・グラリオ
HUGO VALENTINO ヒューゴ・バレンチノ
IZAX VALENTINO アイザック・バレンチノ
LEOPOLDO VALENTINO レオポルド・バレンチノ
LOUIS VALENTINO ルイ・バレンチノ
LUCIANO VALENTINO ルシアーノ・バレンチノ
LUIGI VALENTINO ルイジ・バレンチノ
MARIO VALENTINO マリオ・バレンチノ
MERY VALENTINO メリー・バレンチノ
VALENTINO MICHELLE バレンチノ・ミシェル
VALENTINO MILAN バレンチノ・ミラン
VALENTINO MORADEI バレンチノ・モラディ
VALENTINO NERVINI バレンチノ・ネルヴィニ
NICOLA VALENTINO ニコラ・バレンチノ
OLIVER VALENTINO オリバー・バレンチノ
PER VALENTINO ペレ・バレンチノ
REIMONDO VALENTINO レイモンド・バレンチノ
RED VALENTINO レッド・バレンチノ
REO VALENTINO レオ・バレンチノ
RINESCANTE VALENTINO リナシャンテ・バレンチノ
RALGO VALENTINO ラルゴ・バレンチノ
ROBERTA VALENTINO ロベルタ・バレンチノ
RODHOS VALENTINO ロードス・バレンチノ
VALENTINO ROLENTA バレンチノ・ロレンタ
VALENTINO ROMA バレンチノ・ローマ
VALENTINO ROSSA バレンチノ・ロッサ
ROMEO VALENTINO ロメオ・バレンチノ
VALENTINO PRIMIERO バレンチノ・プリメーロ
RUDOLPH VALENTINO ルドルフ・バレンチノ
VALENTINO RUDY バレンチノ・ルディ
VALENTINO SABATINI バレンチノ・サバティーニ
SABLINA VALENTINO サブリナ・バレンチノ
SILVIO VALENTINO シルビオ・バレンチノ
SOFIA VALENTINO ソフィア・バレンチノ
STEFANO VALENTINO ステファノ・バレンチノ
UGO VALENTINO ウーゴ・バレンチノ
VALENTINO VASARI バレンチノ・バサーリ
VC.VALENTINO ブイシー・バレンチノ
VERA VALENTINO ベラ・バレンチノ
VINCENZO VALENTINO ビンチェンツォ・バレンチノ
VALENTINO VISCANI バレンチノ・ビスカーニ
VALENTE VALENTINO バレンテ・バレンチノ
VALENTINO ZANETTI バレンチノ・ザネッティ

※バレンチノを持っている方、写真に撮って見せてください。
何バレンチノでも構いません。

※基本的にはファッションブランドを収集していますが、
参考資料としてその他のバレンチノ情報も歓迎いたします。

「バレンチノの会」会長、伊藤沼太郎のバレンチノ・ブログ
【バレンチノ・エスノグラフィー】

Togetter「マイ・バレンチノ(投稿まとめ) #myvalentino」

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▲100円ショップで買ったタオル。サブリナ・バレンチノ。
by pictist | 2011-10-25 16:50 | あれこれ
イエナカ用語探検隊
知人の西田麻希子さんがこんなブログをやってまして。
すばらしい企画だと思ったので、大応援してます。

「イエナカ用語探検隊」

たとえば私の家では子供のころ、
炒り卵のことを「ぽろぽろ」って言ってました。
「卵焼きじゃなくてぽろぽろにして」みたいな感じで。
そういう家族のあいだだけで通じる言葉ってありますよね?
どの家庭にも、絶対1個はあると思う。
それを「イエナカ用語」と名付け、収集しているブログです。

これまでの投稿作品からいくつか抜き出してみましょう。

「チク」
「ぶおん」
「ちゃぽんカレー」
「へちへちする」
「がさがさタオル」
「スーパー病」
「目」
「ごじゅうなな」

意味を聞けば「あー分かる分かる」と思うものから
「なんでそういう呼び方になったの?」と
不思議に感じるものまでさまざま。

どれも実際にどこかの家庭で使われてるんだなあと思うと、
なんだか愛おしくなってきます。

ぜひみなさんも自分ちのイエナカ用語、
思い出したら投稿してあげてください。
イエナカ用語は本人にとってはあまりにも
当たり前になっていて、すぐには出てこないかも。
子供の頃の話でもいいですよ。

たとえばあなたの家では、リモコンのことをなんて呼んでますか?
蛍光灯の豆電球(ナツメ球)のことを、
あるいはそれを点けた状態を、どう呼んでますか?

あなたの家にも、きっとある。
家族だけに通じる奇妙な言葉、イエナカ用語。



by pictist | 2011-06-25 08:29 | あれこれ
Twitter遊び「三人俳句 よる更けて」
Twitterでこんな遊びを始めまして。

http://togetter.com/li/149532

俳句の上五・中七・下五の各パートを
3人が「せーの」で同時にツイートする。
そうすると誰にも予想できない、
思いも寄らない言葉の組み合わせが生まれるわけです。
これが妙に面白くて。

そして生まれた句をみんなであーだこーだ言いながら
解釈していく過程がまた面白い。

始めてから数日経ち、みんなの中から
ルールらしきものが少しずつ生まれてきました。

ハッシュタグは#yorufukete
TL上の3人で「一本お手合わせ願えますか」と話があえばスタート。
3人のうちの誰かが司会者となります。
司会者は各人のパート「上五・中七・下五」を振り分け、こう宣言します。
--
#yorufukete 入ります。上五 @***** 、中七 @***** 、下五 @***** での「よる更けて」。わたしの指定する時間に、それぞれの担当をポストしてひとつの俳句をつくります。ご準備はよろしいですか。>お二方
--
返事を聞いたら司会者は「0:32」というふうに時刻を指定します。
ツイッターは表示が安定しないこともあるので、
4〜5分後を指定するといいでしょうね。

3人はなるべくその時刻ジャストで自分のパートをツイート。
で、それを司会者が1つにまとめて再ツイートします。

Twitterでやってることなのでいろいろと混乱もありますが、
そんなカオスも含めて楽しんでいきたいな、と思っています。

みなさんもまずは親しい人と3人でやってみてはいかがでしょうか。

これまでの各プレイのまとめはこちら。
http://togetter.com/t/よる更けて

やってるうちにだんだん分かってきたんですが、
この「三人俳句 よる更けて」は
「鑑賞者がつくる作品」なんですね。

みんなが自分なりの解釈をツイートする。
そうすると意味不明瞭だった五七五が、
見る見るうちに小さな物語を宿しはじめる。

誰かの解釈を、他の誰かの解釈が塗り替える。
あるいは補強する。
一瞬ごとに、句の意味が変化していく。

けっこう興奮します。


※2011年7月28日追記
あとから知ったのですが、これと同じ手法を
1925年頃にフランスのシュルレアリストたちが提唱しており、
「優美な死骸」と呼ばれているそうです。

※2011年8月2日追記
さらに先ほど知ったのですが、日本でも昔、
「天狗俳諧」という名前で遊ばれていたそうです。
いつごろ発生したんでしょうね。
いい名前だな、天狗俳諧。

※2011年8月19日追記
「俳句の日」にちなんでスペシャル企画
「よる明けるまでよる更けて」やりました!
http://togetter.com/li/176337



by pictist | 2011-06-19 04:50 | あれこれ