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作成者:内海慶一
Author:UTSUMI Keiichi
picto@mx35.tiki.ne.jp
ライフログ


こちらでお召し上がりですか
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ハンバーガー屋に入った。
私が店に入ったとき、
すでに男性がひとりカウンターの前に立っていた。
他に客はいなかった。

私はなんとなく、その人がもう
注文を言い終えた後のような気がしていた。

カウンターに近づいていくと、
店員が「いらっしゃいませーこちらでお召し上がりですか」
と言ったので、私は「はい」と元気よく答えた。
そうしたら、同時にその男性も「はい」とうなずいた。

「いらっしゃいませーこちらでお召し上がりですか」は、
その男性に向けて放たれた言葉だったのだ。
彼も今来たばかりだったのだ。
彼に向けて投げかけられたはずの言葉に、
後から来た私が元気よく「はい」と答えた。

恥ずかしい。非常に恥ずかしい。
なんなら私のほうが声がでかかったくらいだ。
普段はボソボソしゃべるタイプの私なのに、
なぜそんなときに限って元気出すんだ。

その男性客は、斜め後ろから聞こえてきた「はい」にも
特に動揺することなく、ハンバーガーを注文していた。
店員も私の「はい」が確実に聞こえたはずだが、
慌てず男性客の注文を承っていた。

私の「はい」は、なかったことになった。
私もなかったことにして、男性の斜め後ろで順番を待った。

他に客がいなくてよかったな、と思った。

そして、どっちかが「持ち帰りで」じゃなくて
本当によかったな、と思った。

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by pictist | 2007-12-22 19:03 | ぬかコラム
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