内海慶一のブログ
by pictist
カテゴリ
全体
ピクトさん
執筆
イベント
レビュー
あれこれ
ぬかコラム
profile
最新の記事
滝本晃司ライブ in 岡山 ..
at 2017-06-15 23:38
鳥渡6周年企画展「塀をこえて」
at 2017-06-02 02:00
滝本晃司ライブ in 岡山 ..
at 2017-05-24 00:36
野上鮮魚店さん、おつかれさま..
at 2017-05-04 23:50
ピクトさんツバメノート
at 2017-04-23 01:20
「都市鑑賞論」イベント記録
at 2017-03-12 23:57
イベント:「都市鑑賞論」大山..
at 2017-01-30 23:44
以前の記事
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 01月
more...
twitter
Webサイト
日本ピクトさん学会
100均フリーダム
装テン souten : japanese awnings
ペッ景 PET bottle scape

【ピクトさんグッズ取扱店】
・広島市現代美術館
・ふくやま美術館
・岡山県立美術館
・喜久屋書店 イオンモール倉敷店
・スタンダードブックストア茶屋町

作成者:内海慶一
Author:UTSUMI Keiichi
picto@mx35.tiki.ne.jp
ライフログ


かわいそうな偉人
ガリレオ・ガリレイの
「それでも地球はまわっている」
というセリフは有名だ。
どうやら本当にそう言ったわけではないらしいが、
この言葉は広く知れ渡っている。
ガリレオと言えば、このセリフだ。

ガリレオは地動説を唱え、教会の怒りを買い、
異端審問にかけられた。
ガリレオの名は、しばしば
「信念を貫いた者」の象徴として引き合いに出される。
たとえ迫害に遭っても、
自説を信じ貫こうとした姿に人は感動するのだ。

ただ、ガリレオは処刑を免れるため異端審問で
地動説を捨てることを宣誓した。
自説を曲げたのだ。
その直後に呟いたとされるのが、冒頭のセリフである。
そして、彼は生き延びた。

殺されそうになったのだからしょうがない。
誰だってそうするだろう。

ところで、16世紀のイタリアに
ジョルダーノ・ブルーノという天文学者がいた。
彼も地動説を唱え、教会の怒りを買い、
異端審問にかけられている。
それも、ガリレオより数十年も前に。

しかもジョルダーノ・ブルーノは
自説を最後まで曲げようとせず、
火あぶりにされて死んでいるのだ。

ひどくね?

いや、教会が、じゃなくて。
なんでガリレオの名前だけ浸透してんだと。
「それでも地球はまわっている」
は、ジョルダーノ・ブルーノにこそ
ふさわしい言葉ではないか。

なんてかわいそうな偉人だろう。
もちろんガリレオの名が広く知れ渡っているのには
いろいろな理由があるのだと思う。
ガリレオのほうが科学者として
大きな実績を残したことは間違いない。
同じ地動説でも、観測事実に基づいた
より科学的な説を発表したのだろうし、
また物理学者としても数々の功績を残した。

しかし、それならば。
ガリレオは偉大な天文学者として
正当に評価してあげればいい。
そのかわり、「それでも地球はまわっている」
は、ジョルダーノ・ブルーノが
言ったことにしてあげないか。

火あぶりにされながら、最期にそう叫んだという話を
後世の人たちが伝えてあげたっていいじゃないか。

かわいそすぎるので
この機会に名前を覚えてあげてほしい。
ジョルダーノさん。

あとガリレオってガリレオ・ガリレイという
名前のインパクトでちょっと得してないか。

[PR]
by pictist | 2009-07-30 10:13 | ぬかコラム
<< 数える アイドル企業 >>